第1回目の投稿で「何もしていなくても費用が発生する」と書いたが、それが何か?記録しとこう。
Contents
wheview運営費は大きく2つ
「あくまで今現在で」だが、このwheviewというサイトの運営費は大きく2つある。
一つはheroku
これはwebアプリケーションを実行するためのプラットフォーム。レンタルサーバーとほぼ同じと思っても問題はないかな。いや、PaaSだからレンタルサーバーの進化版と捉えた方が正確かな?。
詳しく書くと、絶対エンジニア以外「?」っなるから、この辺でやめておこう。
もう一つはGoogle map API
wheviewアプリケーションの根幹部分であるマップは、Google mapを使っている。地味に利用料が発生しているようだ。
herokuの利用料
herokuは普通にwebアプリケーションを公開する分には、基本的には無料だ。
ではなぜ私は課金しているか?結論から言うと、
独自ドメイン+httpsを実現する為。
Freeプランでは無料SSLに対応させる事ができない。最低でもHobbyプラン($7/月)にする必要がある。
またそれ以外にも、規模が大きくなると「add on」でも課金される可能性がある。
add onとはアプリケーションに機能を追加、又は拡張できるもの。メール送信機能やアプリケーションのログ管理、エラー通知、定期実行処理のスケジューラ等。
例えば、データベースを使う場合(逆に使わない場合の方がレアだか)インストールファイルをダウンロードして、必要なOSライブラリも依存関係を調べてインストールして…みたいなのは必要ない。ダッシュボードからのGUI操作だけでいける。
これも無料枠には制限があったりする。
ワタシの場合、ClearDB がこれにあたる。
Heroku は標準のデータベースとしてPostgres(ち○こみたいなゾウさんがアイコンのあれ)をサポートしてる。でも私はMysql(かわいいイルカがアイコンのあれ)を使いたかったので、add onでClearDBを追加した。(PostgreSQL派とMySQL派に分かれて骨肉の争いを現在も続けているらしい・・・)ClearDB はクラウド上で提供されている MySQL データベース。いわゆるDBaaSで、バックアップやメンテナンスといった面倒な管理作業は提供側がやってくれる。いわば「契約して使うだけ」のMySQLホスティングサービス。
igniteプラン(データ容量5MB)なら無料で、それ以上になると課金。
詳しくはこれを。
ちなみに課金形態を言うと、アカウントにかかるのではなくアプリケーションにかかる。つまり、アカウントがHobbyプランになるのではなく、アプリケーションがHobbyプランとなる。
小規模アプリケーションを2つ「独自ドメイン+https」で運用すると、$14/月となる。
複数運用の場合は注意がいるよっと。
Google map APIの利用料
このGoogle map APIも基本的には無料だ。まぁ無料と書くと誤解を生みやすいが、これは実質的に無料という意味だ。
正確には
使った分だけ課金される
仕組みで
「Google Maps API全体での無料枠」を超えた分だけ支払いとなる。
この「Google Maps API全体での無料枠」というのが、毎月$200(米ドル)まで。
つまり、毎月$200(米ドル)分以内なら、実質無料ということだ。
あれ?ほぼ経費ゼロやん
ちなみにサムネはGoogle Cloud Platformってすげーややこしいサービスの看板。
あ、Google maps APIはGoogle Cloud Platformの仲間やよ。最近までは独立したサービスだったらしいけど、統合されたらしい。